からあげ博士の日常と研究と

博士課程を満期退学した人が好きなことを好きなままに書くところ。

SIGMA 24mm F1.4 DG DN | Art を2週間借りたので様々なシチュエーションで使ってみた

 こんにちは。からあげ博士(@phd_karaage)です。実は発売前から2週間ほどモニターキャンペーンとのことでSIGMA 24mm F1.4 DG DN | Art を借りていたのでした。SNS等で画像をアップしてもよいとのことだったのですが、筆不精が発動し発売から1か月以上経つ今日この頃まで熟成されるという事態に至った訳です……。

 という訳で今回紹介しようと思うレンズはEマウントの24mm、最近発売されたばかりのSIGMA 24mm F1.4 DG DN | Art です。

 SIGMAの24mmといえば、ContemporaryシリーズのコンパクトなF2が思い浮かぶところですが、このレンズは性能を突き詰めたというArtシリーズ。どんな世界を見せてくれるのでしょうか?

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Aマウントレンズで味わうα7Rの世界 ――SONY Distagon T* 24mm F2 ZA SSM(SAL24F20Z)の場合

 こんにちは。からあげ博士(@phd_karaage)です。

 年度が改まりそれなりに忙しい日々を過ごしていました。書きたいことは多々あれど、なかなかブログにまで意識がいかない日々となっていました。

 その一方で忙しさからくる衝動買い、のようなものがいくつか起きていたのでした。その1つが今回紹介するDistagon T* 24mm F2という単焦点レンズ。 

 24mmという焦点距離をめちゃくちゃ重視しているかと言えばそうでもなく、さらに言えばMINOLTA AF 20mm/F2.8に割と満足していたのですが、どこからともなく聞こえてくるDistagonはいいぞ、という声についうっかり買ってしまったのでした。

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 カメラ屋さんで話を聞いてもSONY Aマウントだったら、24mm, 85mm, 135mmは必須。50mmはZeissか無印かはお好みで。みたいな話をよく聞きます。いわゆる「必須」レンズは残り85mmだけ。この沼から解脱できる日は来るのでしょうか。

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Eマウントの究極標準レンズ、FE 50mm F1.2 G Master (SEL50F12GM)を使ってみた

 こんにちは。からあげ博士(@phd_karaage)です。皆さんはどんな50mmレンズを使っていますか?個人的にはMINOLTA AF 50mm F1.4とお友達になっています。もう数十年前のレンズですね。とはいえAFレンズですからオールドレンズとは言いたくないなという気持ちではあります。

 50mmといえば古から「標準レンズ」と言われ、写真の基本をこのレンズで学ぶのだと言われていた焦点距離の単焦点レンズだと思われます。そういうこともあってか、各社どのマウントからも50mmのF1.4というレンズが発売されていました。そして標準ズームからのステップアップに単焦点レンズを試したい!そういう人向けには廉価撒き餌レンズとしての50mmF1.7やF1.8のレンズがあったはずです。
 皆が買い求める50mm、そのF1.4という上位のレンズですから一定の描写力は求められていたのでしょう。結果的に各社の50mmF1.4の光学設計はダブルガウス型で似通っていて、既に「完成された」レンズであったのかもしれません。
 近年になってミラーレスカメラへの移行が進み、より高画質、言ってしまえば開放でもしっかり解像するレンズが求められてきています。そんな中に現れたSONYの50mm F1.2 G Masterレンズ。F1.2という開放F値のレンズ自体は他社を見渡すと一眼レフ時代から存在したものの、ミラーレス専用設計、さらにG Masterと自信ありげなバッジ。このレンズはどのような世界を見せてくれるのでしょうか?

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