からあげ博士の日常と研究と

博士課程を満期退学した人が好きなことを好きなままに書くところ。

旅がしたい学生には「JALカードnavi」が最強だと思う3つの理由

 こんにちは。からあげ博士(@phd_karaage)です。みなさんは旅が好きですか? 私は大好きです。

 最近だと思いつきで友人のいる北海道の北見に行ったり、友人と山形へドライブに行ったりなどと、月に1回~2回くらいのペースでお出かけをしています。そして基本的には移動はJAL便を使うことが多いです(大学の出張先がANAしか就航していない場合を除く)。今年に入ってからはまだお出かけできていないですが……。

 一応学生という身分の人間がこれだけ旅行できているか、それは一言「JALカード navi」のおかげという言葉に尽きます。

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 JALカードnaviは学生専用のクレジットカードであり、非常にマイルが貯まりやすく設計されています。さらに言えば通常と比べてかなり少ないマイルで特典航空券(=無料の航空券)と交換ができるので、クレジットカード利用の少ない学生でも最低でも年1回くらいは国内旅行ができるくらいにはマイレージが貯まるのではないでしょうか?

 それではどう最強なのか、見ていきましょうか。

目次

JALカードnaviが最強な理由

1. JALのマイレージが貯まりやすい

 クレジットカードを選ぶにあたってポイント還元率は重要な要素でしょう。JALカードnaviの場合は、100円1マイルと還元率は1%。この数字だけ見ると非常に凡庸なクレジットカードのように思えますね。

 しかしながら、1マイルは1円以上、特にJALカードnaviユーザにとっては1マイル10円近い価値を見出すこともできます。それについては後述します。

 また、JALカード特約店とされるお店では100円2マイル貯まるようになるため、かなりマイレージを貯めやすいと言えますね。このJALカード特約店はJALの航空券を公式Webページで購入する他、ファミリーマート、ENEOS、イオン(専門店街を除く)など身近なお店にあったりします。

2. 非常に少ないマイレージで特典航空券に交換できる

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 JALカードnavi最大の特典といえばやはりこれでしょう。国内線であれば1区間3000マイル+PFC(旅客施設使用料、1円1マイル換算)で交換ができます。ただしゴールデンウイークや夏休み、冬休みといった学生が最も帰省などで使いたい時期は除外されてしまいますが。

 例えば東京羽田→沖縄那覇といった航空券も、3000マイル+PFC(羽田290マイル、那覇120マイル)の合計3410マイルで交換できますね。

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 これが通常のマイル数だと7500マイル+PFCとなるのでかなりお得だと言うことができます。

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 なおこのPFC相当額が5月1日以降改定され値上げされるので要注意です。

 ちなみにこの2月10日の東京羽田→沖縄那覇の運賃は記事作成時点(2月6日夜)でこのような金額になっています。

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 うーん、めちゃくちゃ高い。1マイルあたり11円の還元率で航空券に交換できるということになりますね。

 特典航空券の発券期限が搭乗日前日の23時59分までなので、思いつきで出かけたくなったら特典航空券の空席を見つけて飛び立つなんてことも可能です。

 単純に入会ボーナスマイルなどを除いて1区間の航空券に交換するのに、JALカード特約店なら16万円ちょっと、特約店以外の決済でも34万円程度カード決済することで航空券と交換することができますね。

 ちなみに2022年度の除外期間は以下の通り。

2022年4月1日(金)~2023年3月31日(金)(ご搭乗日)

除外日:2022年4月28日(木)~5月8日(日)
2022年7月2日(土)~8月31日(水)
2022年12月29日(木)~2023年1月3日(火)

JALカードnavi減額マイルキャンペーンサイトより引用 

3. 学生は勉強するよね? 語学試験でマイルがもらえる

 これは学生カード特有のサービスというべきでしょう。結構面白いサービスでTOEIC 600点以上、外国語検定1級以上を取得すると500マイルもらえます。スコア票や合格証をJALカードに送り付けるとマイレージがもらえる仕組み。

実用英語技能検定 準1級/1級、TOEFL 61点以上*1、TOEIC 600点以上*2、外国語検定 1級(イタリア語・スペイン語・中国語・ドイツ語・ハングル語・フランス語・ロシア語)・A級(インドネシア語)

JALカードnavi公式Webページより引用 

 上記試験すべて合格の上JALカードに合格証を送り付けると最大9か国語×500マイル = 4500マイルがもらえる計算になりますね。たぶん無理だけど。

 自分はTOEICで規定スコアを超えたのでマイレージを貰ったような記憶が。

他にもメリットがたくさん!

 JALカードnaviでは「学生はそんなにカード決済しないだろう」という想定もしていて、在学期間中のマイレージ有効期間がなくなります。通常は3年(36か月)で失効してしまうマイルも、在学期間中にはマイレージの有効期間がありません。最高ですね。

 自分は大学、大学院(修士)、大学院(博士)と合計9年はJALカードnaviのお世話になっているのでこのうまみをしゃぶりにしゃぶりつくしていることになります。

一方でこのカードのデメリットは?

学生カードなので限度額が少ない

 学生という生き物は社会的信用が皆無なので、カードの限度額が控えめになります。JALカードnaviの限度額は基本的に10万円。大きい買い物をするときに限度額オーバーで購入できないなんてことは多々あります。

 大学の出張が立て込んだ時期は、立替払いで決済していたので旅費だけでこの限度額を軽々オーバーして泣く泣く別のカードで決済するなんてこともありました。

 一応カード発行会社にお願いすることで一定の信頼を得られれば(カードを遅延なく支払うなど)限度額を上げてもらうことができます。最大で30万円まで上げてもらうことができるようですね。自分は現在20万円です。恐らく他のカードとの兼ね合いもあるのでしょう。

JALカードSuicaではnaviカードを発券できない

 ビューカードと一体型になっているJALカードSuica。モバイルSuicaのオートチャージで1.5%のJREポイントが貯まったり、JR券の購入で結構なポイントをくれるJALカードSuicaですが、JALカードnaviでは選ぶことはできません。

 これが結構残念なポイントで、Suica利用のカードと一体化できたらより最高なのにと思うのですが、なかなかそうはうまくいかないようですね。

 そのため自分はビューカードと併せて使い、JGC(JALグローバルクラブ)会員資格を取ってからはJALカードSuica Club-Aカードと併せて使っています。

旅に出たい学生は「JALカードnavi」一択!

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 旅に出たい学生にはこのJALカード、めちゃくちゃオススメです。ANAにも同様の学生カードがありますが特典がほとんどありません。一方でJALは学生のうちに囲い込んでおこうという策略があるのかこのように特典がたくさんあります。

 そして首都圏の学生だけが美味しいカード、という訳では決してなくJAL便が飛んでいる地方であればどこでもこの恩恵にあずかれるというのもポイントでしょう。自分も地方の大学に居たときからこのカードを使っていました。

 旅する機会が多い学生なら持っていて損はないカード、JALカードnaviです。