からあげ博士の日常と研究と

博士課程を満期退学した人が好きなことを好きなままに書くところ。

Aマウントレンズで味わうα7Rの世界 ――MINOLTA AF 100/2の場合

 こんにちは。あるいはこんばんは。からあげ博士(@phd_karaage)です。皆さんは100mmあたりと言えばどんなレンズを使っていますか? 私はと言えばSONY Sonnar T* 135mm F:1.8 ZA(SAL135F18Z)でしょうか。100mmよりは少々長いですが、結構汎用性の高いレンズだと思って気に入って使っているところです。

 Aマウントレンズで100mmと言えば真っ先に思い浮かぶのはAF MACRO 100/2.8ではないでしょうか? ボケ味の評価が高く、Aマウント必携とも言われるレンズの1つのような気がしています。

 その陰に隠れてAマウント初期にラインナップされ、NEW化のマイナーチェンジを受けることなくディスコンになったレンズ、それがAF 100/2となります。1990年代にディスコンになった一方で、流通量が少ないにも関わらず、写りはよいレンズであると評価され、今でも中古市場において当時の販売価格程度の値段で流通しているレンズです。

 そんなレンズを現代のミラーレスカメラと組み合わせたとき、どんな写真を見せてくれるのでしょうか。

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SIGMA 24mm F1.4 DG DN | Art を2週間借りたので様々なシチュエーションで使ってみた

 こんにちは。からあげ博士(@phd_karaage)です。実は発売前から2週間ほどモニターキャンペーンとのことでSIGMA 24mm F1.4 DG DN | Art を借りていたのでした。SNS等で画像をアップしてもよいとのことだったのですが、筆不精が発動し発売から1か月以上経つ今日この頃まで熟成されるという事態に至った訳です……。

 という訳で今回紹介しようと思うレンズはEマウントの24mm、最近発売されたばかりのSIGMA 24mm F1.4 DG DN | Art です。

 SIGMAの24mmといえば、ContemporaryシリーズのコンパクトなF2が思い浮かぶところですが、このレンズは性能を突き詰めたというArtシリーズ。どんな世界を見せてくれるのでしょうか?

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Aマウントレンズで味わうα7Rの世界 ――SONY Distagon T* 24mm F2 ZA SSM(SAL24F20Z)の場合

 こんにちは。からあげ博士(@phd_karaage)です。

 年度が改まりそれなりに忙しい日々を過ごしていました。書きたいことは多々あれど、なかなかブログにまで意識がいかない日々となっていました。

 その一方で忙しさからくる衝動買い、のようなものがいくつか起きていたのでした。その1つが今回紹介するDistagon T* 24mm F2という単焦点レンズ。 

 24mmという焦点距離をめちゃくちゃ重視しているかと言えばそうでもなく、さらに言えばMINOLTA AF 20mm/F2.8に割と満足していたのですが、どこからともなく聞こえてくるDistagonはいいぞ、という声についうっかり買ってしまったのでした。

www.phd-karaage.com

 カメラ屋さんで話を聞いてもSONY Aマウントだったら、24mm, 85mm, 135mmは必須。50mmはZeissか無印かはお好みで。みたいな話をよく聞きます。いわゆる「必須」レンズは残り85mmだけ。この沼から解脱できる日は来るのでしょうか。

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