からあげ博士の日常と研究と

博士課程を満期退学した人が好きなことを好きなままに書くところ。

Aマウントレンズで味わうα7Rの世界 ―― SONY Sonnar T* 135mm F:1.8 ZA (SAL135F18Z)の場合

 こんにちは。からあげ博士(@phd_karaage)です。またレンズを買いました。しかも結構高価な奴。というか今まで買ったレンズの中で一番高価かもしれない。中古でいい出物があったのでつい買ってしまいました。

 お、ついにEマウントレンズでも買ったか?と思われそうですが、決してそんなことはありません。別にアンチEマウントという訳でもありませんが、例によってAマウントです。

 自分がα200からAマウント機を持ち始めて、Aマウントレンズのカタログでは比較的トップのほうに居続けた、そして今でも神レンズと名高い、Sonnar T* 135mm F:1.8 ZAを買ってしまいました。以前紹介して、そして買ってから常に相棒であり続けているSAL2470Zと共に憧れのレンズだった訳です。

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 Vario-Sonnar 24-70/2.8 ZAは憧れと共に実用的なレンズだった訳ですが、さすがに135の単焦点、しかも大口径となるとなかなか使いどころが難しいレンズです。しかもこのレベルのレンズは使ったことがないという。果たしてこのレンズはどんな世界を見せてくれるのでしょうか?

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pythonとOpenCVを使って画像から輪郭を抽出する ―― 100円玉に関する種々の画像解析

 こんにちは。からあげ博士(@phd_karaage)です。前回OpenCVを使った記事から相当な日数が経ってしまいました。100円玉を使った画像解析はこれくらいまではやりたいと思っていたところなので、ようやく終着点という感じでしょうか。もっと解析のやりようがあるとは思いますがとりあえずはここまで。

 という訳で今回はこの100円玉の輪郭を解析したいと思います。これまでの記事で紹介してきた100円玉の画像ですね。

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 前回の記事ではこの100円玉の画像を二値化することまで至りました。RGB画像のRだけ取り出して大津の二値化を適用すると結構綺麗に切り抜けるということが分かりましたね。もちろんこの画像では、という条件がありますが、皆さんは自分が解析したい対象に合わせてどの色を取り出すかなど考えてみるといいかもしれません。もっとも一番最初にやるべきはグレースケール画像でトライしてみることですが。

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NEX-C3とIndustar-69でなんとなくスナップ

 こんにちは。からあげ博士(@phd_karaage)です。これまでNEX-C3とIndustar-69でいくつか記事を書いてきました。Industar-69が手元に届いてからというもの、NEX-C3には常にIndustar-69が装着されています。サイズ感がすごくいいんですよね。

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 絞ればそれなりに、開ければいかにもローファイな写真が撮れるというなかなか使い勝手がいいレンズです。使えるようにするまでにはなかなかの苦労がありましたが。

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 まあまあ写真が貯まってきたので、ちょっとまとめてお見せしようかなと思います。ただいい写真なのか、と言われると微妙ではある。

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